「いちご狩りのお客さんを増やしたい」とお問い合わせをいただいたときから、なかはた農園さんとのプロジェクトが始まりました。
通常業務で多忙なため、販促に力を入れられていないことがお困りごと。
代表の中畠さんの右腕として販売促進に力を入れる人材をマッチングし、1か月間、販促プロジェクトを実施。売上が170%にUPし、じゃらん熊本でいちご狩り部門の口コミランキング1位になりました。
プロジェクト設計について
今回、中畠さんの一番のお悩みは「いちご狩りの売上UP」でしたので、マッチングする人材が売り上げの成果を出すことを意識しました。また、いちご狩りは時期に縛られるサービスであるため、スピード感と集中力を優先すべきと考え、「1か月間、短期集中で販促を進めるプロジェクト」を実施いたしました。
マッチングした人材について
短期集中型で売り上げを伸ばす人材マッチング
中畠さんの右腕としてマッチングした人材は、関東の大学に通う2名の学生です。山都町に1か月間泊まり込みでインターンシップとしてプロジェクトに参画してもらいました。
なかはた農園での販売促進のプロジェクトに関心を持ちそうな学生を募集し、4名の応募者の中から2名に絞ってマッチングしました。以下が、募集した際の募集要項です。
山都町やなかはた農園のことを全く知らなかった学生が、「大学で習うマーケティングを実際に試してみたい」「前向きな農家で働くことを経験したい」というような理由で応募してきました。
インターンシップというからには、学生の学びが最も重要になってきますので、中畠さんと学生2名と3回にわたる研修、日報の管理、学生との面談などをち密に実施しました。
プロジェクト中に実施したこと
いちご狩り市場の調査、プラン制作、ネット上での拡散
プロジェクト中は、まず学生2名に「いちご狩りをする人は何を見ていちご狩り先を決めているのか」を徹底的に調査してもらいました。特によくみられているまとめサイトに、顧客がよく検索するワードをまじえたプランを載せることで、新規顧客を呼びました。
また、SNS上での検索も良くされているようだったので、なかはた農園のInstagramを開設。学生の1カ月間のプロジェクトが終了した後も農園のスタッフが更新できるようにマニュアルを作成しました。
最終的には売上が70%UPする結果となりました。
また、じゃらん熊本の「いちご狩り部門」で口コミランキング1位となりました。
学生2名となかはた農園の関係性は今でも続いており、農繫期には東京からお手伝いに来てくれています。
参加キャスト
キャストズボイス
土屋 望生
株式会社日添
中畠さんに一番最初お会いしたときに、なかはた農園の今後10年の展望と、「山都町を盛り上げていきたい」という想いに心を打たれました。本当にかっこいい農家さんなんです。そのビジョンを実現すべく、まずは第一歩目の売上UPをご一緒できたことを誇らしく思います。
中畠 由博
なかはた農園
これまで全く関わることのなかった意欲ある若い世代との接点を、なかはた農園でも作れるのだという刺激をいただいたことが何よりありがたいと思っています。
彼女たちのその当時の活動と、その後のスタッフへの引継ぎにより、じゃらんにおける熊本県内のいちご狩りカテゴリーで1位をとることができ、今後の売上増にも期待を持つことができています。大手競合がいる中で、この成果がだせたことは、インターン生抜きには考えられなかったと思っています。
プロジェクト概要
活動内容
- 課題等のヒアリング
- スタートオリエンテーション、中間研修、修了研修
- いちご狩り販売促進のためのプロジェクト設計
- 人材募集・マッチング
- プロジェクト期間中のサポート、アドバイス等
体制
- プロジェクト設計・人材マッチング・プロジェクト伴走
- 土屋望生