もぐし海のこども園 トータルプロデュース

Clientもぐし海のこども園

もぐし海のこども園のブランディングおよびロゴ、キャラクター、WEBサイト制作などトータルでプロデュースさせていただき、
引き続きプロジェクトは進行中です。

プロジェクト

自然と子どもが、となりあわせ。

天草の最南端に位置する小さな港町・牛深町。
県下最大の漁港を持ち、多くの魚や海の生きものたちが集まる美しい海は、牛深町の豊かさの象徴です。
また、「サアサ、ヨイヨイ」のかけ声とともに、エネルギッシュなリズムに合わせて踊る“ハイヤ踊り”は、牛深町の春の風物詩で全国のハイヤ節のルーツとも。
南国的なおおらかさを持ち、太陽のように明るい人たちが健やかに暮らす、大自然あふれる田舎町です。 この町でそだつ子どもたちの暮らしは、いつも自然が隣り合わせにあります。
そのなかで、50 年以上にわたって子どもたちの成長を見守ってきたのが「もぐし保育園」。
県内でもトップクラスの透明度を誇る「茂串海水浴場」。
ウミガメが産卵にくるほど美しい海のそばにある、ちいさな園です。 ちいさな町のちいさな保育園ですが、ほかの園と少し違うところが。
園庭には、子どもたちが遊ぶ「遊具」が、まったくありません。
10 年ほどまえから遊具を撤退した園では、遊び・学びの対象は自然が主体。
子どもたちが自ら「ふれる」「感じる」「考える」教育を大事にしています。
この、牛深町ならではの自然素材と関わった保育、子ども主体の保育を大切にしていることを、大切なお子さんを任せてくださる保護者の方々はもちろん、保育にかかわるスタッフにも改めてつたえることが目的です。

シンボルとロゴタイプ

テーマ「自然の力を、自分の力に変えて」

シンボルマークは「航海する船」であり、「も」と「串」の文字を合わせたものです。園のこどもたちは大自然の中で、あるがままに受け入れられて成長します。自然の力を「自分の力」として身につけ、やがて生きていく姿は、自然の風を帆いっぱいに受けて推進力に変え、大海を力強く進んでいく船と重なります。力強く生きていって欲しいという、こどもたちへの願いを象徴したシンボルマークです。

キャラクター もぐもぐ

豊かな自然環境と、新しいこども園の名前から導き出された「ジュゴン(海牛)」がモチーフのキャラクターです。
キャラクターのモチーフでご要望に上がった「イルカ」や「ぞう」の雰囲気を両方併せ持ち、海のそばの園だからこそ引き立つモチーフです。
地元の「ハイヤ踊り」や「ヒオウギ貝」もキャラクターと一緒に登場することで、よりオリジナリティと園の印象が強まるキャラクターになります。

WEBサイト

「子どもが主体」&自然と隣り合わせ

「もぐし保育園」はこれまでずっと、「しぜんで」「安心な」保育を子どもたちに提供。
海のそばという豊かな環境にとどまらず、葉っぱや、石ころや、虫といった身近な自然を素材とすることで、子どもたちが自らあそびを発見し、学び、生きる力をはぐくんでほしいという根っこの考えを大事にしてきました。
たとえば、「自然ゆたかな海の近くで子育てをしたい」という新規移住のかたや、「そろそろ熊本に戻りたい」という県外からの「U ターン」のかたにも、こんな風に園が大切にしてきたことや、代表の想いを知ってほしい。
あえて少人数制のクラスで、ひとり一人の子どもたちの成長の瞬間を見守る先生たちにも、ホームページというビジュアルをとおして、あらためてもぐし保育園を好きになってもらうことが目的です。
また、今回は“子どもたちのおともだち”という設定で、ジュゴンのキャラクター「もぐもぐ(仮)」を登場させることで、園のオリジナリティに加えて「海」「自然」をわかりやすくアプローチ。
親しみやすくキュートなキャラクターをとおしてあたらしい園のイメージをPR するのにうってつけと考えます。

WEBサイト:http://mogushi.jp

もぐし海のこども園WEBサイト:http://mogushi.jp

キーイメージ

参加キャスト

キャストズボイス

福永あずさ

フリー所属

サイトコンセプト/コンテンツ制作・取材・執筆

 

当時、紙媒体の編集経験は約10年のキャリアがありましたが、webサイトの編集に本格的に携わった初めての案件が「もぐし海のこども園」でした。編集人生のターニングポイントの一つになった仕事だとおもいます。

ウミガメが産卵になるほど美しいもぐしの海の、すぐそばにある園。ありのままがそのまま残されている牛深という地域の魅力。園の子どもたちは、1年中裸足で、泥だらけになって、生命力あふれる園庭をかけまわっています。先生たちは、「こうしなさいああしなさい」と指導はせず、子どもたちを見守ります。その自然な園の魅力を、「自然にタッチ」というコンセプトとユニークな仕掛けで表現したいと提案。同郷・宮崎の同級生だったデザイナー(ウフラボ平野さん)をチームに巻き込み、サイトと同時に、「もぐもぐ」というジュゴンのこどものキャラクター提案を行いました。現在、そのキャラクターを生かした絵本の制作に取り組んでいて、そちらの完成も楽しみです。

あまり実績のなかったwebを、大好きな編集と細部を徹底してつくり込む意外な(?)特技をかけ合わせることで、無限の広がりを生むんだと、これからの仕事に自信をもてるきっかけとなったクリエイティブでした。

江藤覚

モンブラン所属

熊本県天草市にある保育園「もぐし海のこども園」のサイト。

イラストがメインの「見ていて楽しい」デザインで、

レスポンシブでもそこが損なわれないように構築しました。

佐々木悠

株式会社モンブラン・ドーナツデザイン/株式会社日添

既にサイトが制作してある中でグラフィックの担当をさせて頂いております。

故郷である牛深の隣町である茂串の「もぐし海のこども園」さん。
園長先生がとにかくまっすぐで、素敵な方でいつも真摯に制作物に向き合ってくださる姿にいつも背筋がピンと伸びます。

ロゴや封筒・キーホルダー、絵本の制作も進めておりますので、近日中にまた更新したいと思っています。

プロジェクト概要

支援内容

  • ブランディング
  • サイトの構造設計、画面設計、CMS設計
  • 写真撮影・キャラクター、イラスト制作の手配
  • ロゴ制作

体制

クライアント
もぐし海のこども園
ディレクション
竹田京司
企画・コピーライティング・文章編集
福永あずさ
Webデザイン
安藤曜子
撮影
山口亜希子
イラスト・キャラクター制作
平野由記 / ウフラボ
サイト構築・CMS構築
江藤覚
グラフィック案件の進行管理
佐々木悠