くまバリ/熊本バリアフリープロジェクト

立ち上げ・企画・WEB・動画・講演・YouTubeチャンネル運営など全般。
熊本全体にバリアフリーを広め、全員が行きやすい社会を目指して、 車椅子ユーザーしょうこちゃんと共に始めた熊本バリアフリープロジェクトです。

プロジェクト

くまバリとは「全員が生きやすい熊本を目指すプロジェクト」

熊本バリアフリープロジェクトの略で「くまバリ」。
非常にわかりやすくキャッチーな名前ですねぇ。笑

くまバリは、バリアフリーを拡大することで実現する「全員が生きやすい社会・熊本県」を目指して立ち上がりました。障害の有無・年齢・性別・環境など全てのバリアを取っ払った先にある優しい社会を夢見て、EB・YouTubeでの発信・講演会・システム開発・商品開発などに積極的に取り組んでいます!僕はプログラミングや動画制作・時には講演やテレビ出演・イベント企画などプロデュースと開発面を担当してます。

くまバリWEBサイト:https://kumabari.com/

はじまり

全ては一人の車椅子女子との出会いから始まった。

僕自身、バリアフリーについての知識も経験もない中、このようなプロジェクトを始めたのは、ある少女との出会いがあったからです。

–くまバリ代表 高橋しょうこ–
高校3年生の時に不慮の交通事故に遭い頸髄を損傷。車椅子生活となる。

2019年7月にしょうこちゃんと出会い、衝撃を受けました。
車椅子ユーザーと言っても色々な方がいらっしゃり、しょうこちゃんは首の骨を損傷したことにより、足はおろか首から下が自由に動かない、皮膚の感覚もない、体温調節もできないなど、パッと見ではわからない症状があり、街中に潜むバリアや危険の多さ、生活する上での苦悩や恐怖など、僕の想像を絶する現実があったからです。

それでもしょうこちゃんはなぜか希望に満ち溢れているというか輝いていました。
すごく不思議な感覚に陥ったのを鮮明に覚えています。

当初は、しょうこちゃんから
「自分と同じような人を救いたい!まずは熊本からバリアフリーを広めていきたい!そのために活動のプロモーションビデオを作って欲しい!」という話を受けましたが、何も知らない僕だけど、僕の能力が少しでも活動の後押しになるのであればと、プロモーションビデオだけでなく、全てを一緒に企画し・活動したいと申し出て現在に至ります。

くまバリのYouTubeチャンネルで「出会いのきっかけ」を話してますので是非ご覧ください。

取り組み

「心のバリアフリー」に着目した取り組み

しょうこちゃんと出会った時に「心のバリアフリーを広めたい!」とアツく語ってくれました。
世の中には大きく分けて2種類のバリアが存在し、段差や階段、障がい者用のトイレ/駐車場の有無などの「目に見えるバリア」と健常者と障がい者の間で発生する「心のバリア」。

「目に見えるバリア(ハードバリア)」を一気に普及させるためにはお金も時間もかかる、、
まずは必要性を理解してもらわなければ前に進まないため非常に道のりは険しい。
でも、「心のバリア(ハートバリア)」がなくなることで行動範囲は広がり、そこから目に見えるバリアをなくすきっかけにもなるかもしれない。
そう言った考えをしょうこちゃんから聞き、「そっか、、僕ら健常者はあまりにも障がいを持った方のことを知らなすぎる。目に見える障害はおろか、健常者と障がい者で心のギャップが生じており、そこから発生する恐怖で行動範囲を狭めてしまっているのか、、。」と無知な自分を恥じました。

この状況を打開するためには「心のバリアフリー」が必要であると僕自身も強く感じ、
現在の取り組みにつながっています。

バリアフリーの輪を拡大中

2020年よりくまバリの活動の一環で運営しているYouTubeチャンネル「しょうこちゃんねる」や「くまバリチャンネル」で全国に向けた心のバリアフリー発信を行っており、すでに総再生回数は250万回を突破。障がいの有無かかわらず多くの視聴者に見ていただいており、様々な気づきや成長・救いを与えられるチャンネルに成長してきたと実感しています。

徐々に輪が広がっており、目に見えるバリアをなくすために協力してくれるメンバーもどんどん増えており、これから色々なコラボによって形にしていきたいと思います。

<関連リンク>
しょうこチャンネル

まずは知ることから/オンライン対談「どこでも対談」

僕はくまバリの活動を通して、様々な気づきがあり、たくさんの出会いがありました。
特に、しょうこちゃんと同じように、人生どん底を味わり、様々な恐怖と戦い、今は一際輝く存在の方との出会いには心から感謝しており、皆様から学ぶことは非常に多いです。

そういう方々とのオンライン対談も随時行っております。
きっとあなたの人生にも何らかの影響を与えてくれるはずです。

今後も皆様のお力をお借りしながら、自分たちにできることで、自分たちが信じる方向性で
一人でも多くの人にとって優しい社会を作り上げていくためのサポートができればと思ってます。

参加キャスト