GUEST#10 内田麻美さん

みなさん、漫画は好きですか?

 

いやー僕、物心ついたころから漫画ばかり

小卒の僕はまさに「漫画が教科書」でした。

 

絶望感はフリーザから学んだし

 

成功したものはすべからず努力してるって鴨川会長から学んだし

 

そもそも「文字」そのものを漫画から学んだよね!

よみがな振ってるし!

 

子供のころは、漫画って絵を書く仕事っていう認識だったけど

大人になるにつれ

 

「調査」「インタビュー」「脚本」「デザイン」「ディレクション」

 

これらを全てこなす超人的な仕事ということに気づきました。(ウシジマくんとか誰にインタビューしてるんだろう?)

 

そして、いつの日か、プロの漫画家さんとじっくり話ができる機会をつくりたい!

 

なんて思ってたんですが・・・・

 

早くも、夢が叶いました。

WHITEBASEありがとう!ありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

マンガをかいてる本人が一番マンガみたいな人だった・・・

 

今回のWHITEBASE講師は

アンパンメンの単行本1巻が発売されたばかり!

漫画家 内田麻美さんです!

 

みなさんの漫画家に対するイメージってどんな感じですか?

僕の中ではこんな感じでした。

 

インドア、芸術肌、喋るのは苦手、不健康・・・(全ての漫画家さま申し訳ありません)

 

内田さん、全部、真逆。

 

大学の頃は探検部に所属し某番組のディレクターばりの無人島生活をこなしたり

 

単身東京に乗り込み、半年間倉庫ぐらしを楽しむというエクストリーム系女子。(もちろん風呂なしなのでタライでお湯を沸かして対応)

 

いつでも明るくて元気で

そして何より話しが抜群に上手い!

 

 

 

 

 

 

パンと筋肉が好きな漫画家

 

しょっぱなキャッチーな自己紹介をしていただきました。

 

アンパンメンというマンガを描かれているのでパンは分かりますが

筋肉は謎・・・

 

そう、内田さんは狂おしいほどの筋肉好き。

旦那さんはベンチプレス150kgを上げ、胸囲120cmのモンスター。

 

会場はざわつきました。

僕の職業であるウェブデザイナーの場合、

専門学校で一生懸命勉強すれば就職し食っていくことができます。

 

しかし、漫画家の世界は過酷、、、、

内田さんは高校生の頃に雑誌で賞を取り、大学で美術を専攻し、とにかくマンガを書き続けても「漫画家」としてのデビューはまだまだ先・・・

 

28歳の頃に、ついに「アンパンメン」の連載がはじまります。

 

「あきらめないことも才能」

 

努力して、明るくて、輝いていれば

どっかのタイミングで「スッ」と引き上げられるタイミングって絶対あると思うんです。

 

はじめの一歩で青木が言ってるじゃないですか!

 

「才能ねぇやつがあきらめ良くて何が残るっていうんだよ!」

 

僕も諦め悪いタイプなので、序盤からすっげー共感しちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

マンガの書き方を解剖すると、とてもロジカル。

 

普段何気なく読んでるマンガ。

その中身を解剖するととてもロジカルでした。

 

基本的には上記の図に書かれてる方法論でプロットを組み立てるそうです。

 

うーん。これはウェブ制作やブログ書く時にも参考になる。。。。

内田さんは、企業のマンガコンテンツも沢山書いています。

これらはさっきのロジックを元に作られます。

マンガの訴求力って抜群だなーと思いました。

これを文章と写真だけで伝えちゃうと、いかにも宣伝っぽいコンテンツになってしまうんですが、マンガにすることでどんなエピソードも再現して物語として伝えることができます。

 

それにウェブとの相性もばっちりで、音が聞けることが前提になりがちな動画と違って、幅広い状況に対応できるコンテンツです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内田麻美のおすすめマンガ落語

後半戦は内田さんの独断と偏見で選んだマンガ10選!

 

知らないマンガは読みたくなる

知ってるマンガはもう一度読みたくなる

 

落語のように流暢に日本語をあやつる内田さんは

もう漫画家よりも噺家や!って思いました(笑)

 

紹介されたマンガはこちら!

 

・ワンピース

・進撃の巨人

・狂四郎2030

・1122

・海月姫

・BEASTARS

・め組の大吾

・響

・ゴールデンカムイ

・ナンバー吾

 

定番のワンピースから個人的にナンバーワンマンガなナンバー吾まで

解説がとにかく興味深い

 

例えば、「進撃の巨人」

これは「正義とは何か?」を問うマンガであり

最初、正義と思っていたことが物語が進むにつれ反転していきます。

巨人との戦いと思いつつ、実は人間同士の戦争の話に変化していきます。

 

中毒者が続出している人気マンガ

ゴールデンカムイも内田さん目線でみると

「完全無欠のエンターテイメントマンガ」という表現をされていました。

 

確かにこの漫画、題材自体は地味なんですが

それを感じさせない迫力やスケール感やキャラクターが魅力的なんですよ

 

これらマンガの魅力を伝える「言語化能力」が高すぎて

もっともっと教えてくれよ!ってなりました(笑)

 

いや、もうそういうコーナーテレビで作って欲しいわぁ〜

いかがでしょう?テレビ局のみなさま。

その他にも、話しきれなかったマンガを紹介!

半分くらい読んだことあるけど、全部名作だったので安定の目利き!

 

 

 

 

 

 

 

 

人生はマンガだ。

最後に内田さんは、マンガのキャラクターの作り方を

自分自身にも活かせる、ということを話してくれました。

 

重要なのは「共感」「狂気」「ギャップ」

 

うん。もう、内田さんは完全にマンガの主人公になれますね(笑)

 

貧乏も不幸もハンデも

自分の人生というマンガを面白くする横軸って考えれば笑い飛ばせます。

重要なのは縦軸をブラさないことだと思います。

 

だって何も乗り越えない主人公のマンガなんて読んでても退屈ですしね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WHITEBASEに集まる人はマンガのキャラ感が強い

 

最近、WHITEBASEに来る人の癖はとても強い。

 

左のイケメンは株式会社 映gent Ro.man 代表の中川さん

もう会社名から癖強いし、どんなことしてるんですか?って聞いたら

「ロマニスタを増やすことです」という謎の切り返しをされたのでずっとWHITEBASEに誘い続けようと思います。

少女漫画に登場するチートな美少年キャラみたいです。

 

右のイケメンは最近テレビに出始めたけんさむさん

ブロガーという職業で成功している希少種。金髪のビジュアルといい

少年サンデーあたりで人気のマンガに出てきそうです。

サインを貰ってご満悦のコーディング専門会社社長 畑中さん。

全国にスタッフがいる敏腕経営者です。

 

ヤングチャンピオンの中堅マンガで登場しそうです。

そして、今回はモンブランのとなりのスタイリスト松田さんの事務所が、

スナックに変身しました。

 

 

 

わいわい、がやがや

WHITEBASEもこち亀みたいに長く続くコミュニティになるといいなぁ〜

 

 

 

 

内田さん遅くまで、ほんとーにありがとうございました!

 

みなさま!パンの話と思いきやビジネスマンに役立つ起業マンガ!

アンパンメンもよろしくお願いしまっす!
→ここから試し読みできます!

野田陽介

小卒系フリーランサー。たくさん本を読むと頭が良くなると思っている。 あと、肩幅と収入は相関関係があると信じており、日々鍛え続けている。 最近はwebデザイナーのはずなのに、ブロガーと思ってる人が多い 自社サイトのブログで好き勝手ブログを書きまくった結果 「妖怪チ◯ポ」と「親戚のおじさん」で上位検索されるようなった。

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