「エージェントロマンって知ってる」
モンブランの竹田さんから来た一通のメッセージ。
定期的に熊本のクリエイターをチェックするのが趣味の僕。
でも、当時その会社名はまったく聞いたことがなかった。
その後、知り合いのクリエイターの紹介で一緒に呑むことになりまして
正直
「なんか怪しい人がきそうだな・・・・」
と思っていた。
なぜなら、ウェブで調べても全く情報がなくて
SNSアカウントも調べてもみつからない。
やっと見つけたウェブサイトは独特な雰囲気だったからだ(ごめんw)
これが、中川くんとのはじめての出会いだった。
拍子抜けするほど好青年
僕はてっきり誰にでもタメ口聞いちゃうチョビヒゲなんか生やした日サロで焼いてる系クリエイターを想像していた。
そんな予想を裏切りあらわれたのは肌つるっつるの好青年。
呑み会の席でも誰よりも気をつかい、真剣に話を聞き
この呑み会でみんなに見てもらうために徹夜して制作中の動画を仕上げてくれていた。
それがこのアオゾラヘアーさんのPV
これが初めて作った動画だから驚きだ。
この動画を見た時に、ただ動画の撮影や編集がうまいだけじゃなくて
きちんとお客さんのことを考えてそれをコンセプトとして動画に落とし込むのができる人だ!と思い
「一緒に仕事がしたい!いろんな人に紹介したい!」
ってなりましてすぐに次に会う日程を決めました(笑)
それから2年。
この記事を書いていて中川くんと出会って、2年しか経っていないのが本当に驚きました。
それくらい中川くんと沢山仕事をし共通の仲間ができたからです。
そして、僕には目標がありました。
それは中川くんにWHITEBASEに登壇してもらい
多くのクリエイターや経営者に彼の仕事や人間性を知ってもらいたいということです。
しかし、コロナで1年間、
WHITEBASEはできませんでした。
その復活の一度目、
中川 典彌くんに出てほしかった。
映gent Ro.man代表 中川 典彌
コロナの中の開催ということもあり、感染症対策をしっかりし
本当は出来る限り沢山の人に聞いていただきたかったのですが、定員を制限し抽選による招待での開催になりました。
手伝っていただいた皆さん本当にありがとうございます!
そしてついに中川くんの講演会がはじまります。
なんだか、この二年間の彼の仕事ぶりや想いを知っていたので、
はじまった時、感慨深いものがありました。
最初のスライド。
二年前、誰もが彼に対して思っていたことが映し出されました。
いまでは、この日集まってる誰もが彼のことを知っています。
中川くんのことを「動画クリエイター」だと思っている人が多いと思います。
確かに彼は素晴らしい映像をつくるんですが、
本当の強みは「物語をつくる能力」です。
クライアントのモノ、サービス、想いに深く共感し物語をつくっていく。
この能力はどんなにカメラやソフトの性能が高くなっても簡単には身につけることができない不変的な能力です。
更に様々な人や活動をつなげて問題解決をするのもとても上手です。
その結果、肩書や実績が多様化していくんだと思います。
そんな中川くん、実はもともとは医療系企業のSEがスタートでした。
心身ともに限界ギリギリまで頑張り、若くして成果を上げました。
「最近の若いもんは、、、」
っていつの時代も言われる言葉です。
その理由は若者に「ガッツ」がないからという理由がほとんど。
中川くんはとんでもなくガッツがあるんです。
どんなに忙しい時期でも疲れた顔をせず
好奇心を失わず、楽しそうに仕事をします。
時にチームのメンバーが心配するほど働いてます。
どんなにスキルがあって才能豊かな人でも
この「ガッツ」が無いと走り続けるのが難しくなります。
根性論は流行らないかもしれませんが
やっぱり必要なんです。
僕のまわりのフリーランスでも、前職で苦労や努力を重ねた人はとても生命力が強いです(笑)
そして、本当にやりたいことを仕事にするため
中川くんは独立をします。
それが「映gent Ro.man」
なにがすごいかって、
彼は一度も制作会社に所属せず、誰の師事も受けずに独学で撮影や編集といったスキルを手に入れたことです。
なぜそんなことができるのか?
僕が思うに中川くんは
圧倒的な好奇心と集中力、
そして目標に対する熱量が他者と桁違いでした。
その素質と
今の時代の「独学が安価に可能」「低価格でプロ並みの映像や編集環境が手に入る」の2つが追い風になったと思います。
そして、彼は素晴らしい映像を次々につくっていきます。
その中からいくつか紹介させていただきます。
光進会 PV
シナジーシステム PV
MIZUKAMI VERTICAL BOOST
宇久島 観光PR動画
城見櫓PV
中川くんは、この他にも数え切れないくらい沢山の動画をつくっています。
ぜひウェブサイトやツイッターから見てみてください。
映gent Ro.man
講演の最後はこんな言葉で締めくくられました。
「この映像で自分の名前を広めてやろう」
「大きな案件を獲得して儲けよう!」
「優秀な人達を集めて実績にしよう」
彼は、そういうことを考えない人です。
目の前の、人、サービス、モノ。
向き合って全力で頑張る。
そのシンプルなサイクルの繰り返しが今の映gent Ro.manを作り上げたんだと思います。
そしてこれからも「想い」を形にして
たくさんの人に素晴らしい「思い出」をつくっていくことでしょう。
中川くん。
コロナで大変な時期に登壇していただき
本当にありがとうございます!