問いかけは、有効的な方法?

エラソーな物言いしても、
ノミの心臓、ヤマウチです。

 

 

名刺の肩書きは、

 

「企画と文章」

 

プランナーとか、コピーライターとか、
言わないあたりが、エラソーですね。

 

 

はい。

 

ふだんは、目にした広告に対して
「いいね」と思っても、
ちょっと、くやしかったりするので
素直に「いいね」と言えずに、黙っていたり。

 

「そりゃ、なかろ?」と思ったとしても、
言ったところで、あんたの口が言う? と
後で自分のことを攻めてしまう小さなヤツなんで、黙っていたり。

 

 

仕事に関して、持論とか、そんなものを
ふだんは言えない、、、
でもドSのヤマウチです。

 

けど、たまには、言いたい。。。

…というわけで、この場をかりて
ちょいと仕事について語ってみたりして、
エラソーなことを言ってみようかと思い立ちました。

では、最初のお題は、

コピーの技術
{問いかけ}です。

 

あ、その前に検索してみようと、、、

 

 

問いかけ、問いかけ・・・

 

あ、
出てくる、出てくる、やめて。。。

 

 

 

 

「一行で心をつかむ問いかけ・・・」

「最初の一文でひきつける問いかけ・・・」

「説得力のあるコピーの使い方、問いかけ・・・」

 

 

ってなわけで、世の中には
{問いかけ}コピーのノウハウ記事が
あふれていることがわかりました。

 

 

まぁ、そうでしょうね。

 

 

 

なんで、
ここ最近でヤマウチが
思わず独り言で答えてしまった
問いかけコピーをひとつ。
ご紹介する、ということで。

 

これ。
熊本地震の影響で、取り壊しが決まっていた下通沿いのとあるビルに
書かれていたもの。

 

 

 

見えにくいですね。
拡大してみます。

 

 

 

「あの日 ゆれなかったのは、何」

おおお。
ゆれなかったもの、ゆれなかったもの、ゆれなかったもの。。。
と立ち止まって、しばらく自分の中で答えを探していました。

 

あ、ゆれなかったもの、あった!

 

 

 

 

 

 

食欲。

どんなにゆれても、お腹が減った。
食べることを、大事にしないと、と思った。
写真は、地震後はじめての外食、ラーメン。
忘れられない味だわ。

 

 

 

 

「問いかけ」のコピーが有効的に働くのって、
おそらく、どれだけ経験を共有できてるか、だと思う。

 

 

 

このビルを見上げるのは、多くの人が
熊本のどこかで、あのゆれを経験した人たち。
あの通りを通った人のうち、どれだけの人がこのコピーに
ふれたかわかんないけど、
「問いかけ」の手法が、足を止めてしまうほどの
インパクトだった、少なくともヤマウチにとってね。

 

 

 

山内陽子

好きな食べ物。カツ丼、サンラータンメン、ときどきカレー。情報求む。

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