#畳み人熊本「アイディアに熱狂し、現実に落とし込め!」

突然ですが、皆さん、「Voicy(ボイシー)」ってWebサービス知ってますか?

 

 

テキストベースのブログとかWebメディアはいろいろありますが、これは「声のブログ」であり「音声メディア」。

 

昔から、ネットラジオとかポッドキャストとかありますが、今に合わせてアップデートされた感じ?でしょうか。コンテンツは「可処分時間の奪い合い」と言われるなかで、耳って結構空いてますもんね。テキストコンテンツは見ないといけないから、基本的に意識がそれに取られるわけですが、作業してるとき、移動してるとき、「ついでに」「ながら聴き」できて良いですよね。

 

私、洗い物とか掃除とかしながら聞いてます。笑

 

で、そのVoicyの人気コンテンツの1つが、幻冬舎の設楽さん、NewsPicksの野村さんのお二方がやってる【風呂敷「畳み人」ラジオ】

 

 

そもそも…、

 

◆「畳み人」とは?

ビジネスにおいて、世の中の人材は2種類に分けられます。風呂敷の「広げ人」と「畳み人」。突飛なアイデアを次々に発信し、世間を沸かせるのが「広げ人」だとすれば、そのアイデアを実行可能な状態に落とし込み、運用していくのが「畳み人」です。

 

で、この一見地味ですが、実はとても重要な「畳み人」の仕事術を発信したり、それを磨いていくためのオンラインサロンをやってるのが、幻冬舎の設楽悠介さんとNewsPicksの野村高文さん!

ちなみにオンラインサロンでは、サロンメンバーとの交流したり「畳み人」のスキルを身につけたりしながら、日本一の「畳み人集団」を目指す!とアクションされていますー。

 

そして、こちらがお二人のプロフィール。

 

 

◆設楽 悠介さん | 幻冬舎

幻冬舎で新規事業担当、幻冬舎コミックスの取締役、日本サウナ総研 理事研究員。NewsPicksアカデミア運営。

Twitter:https://twitter.com/ysksdr

 

 

 

◆野村高文さん | NewsPicks

NewsPicks編集部 エディター/NewsPicksアカデミア プロジェクトマネジャー 経済・ビジネス分野の記事を書いたり、ラジオで話したり、コミュニティ事業を運営しています。プロ野球と柴犬が好きです。

 

 

今回も、始まりは突然に…笑

突然、同い年で焼肉屋やってるY君から連絡が…、

 

Y君
ばっきー!
鹿児島で畳み人の講演会行ったんだけど、感動したから熊本に呼ぶことにした!
ばっきー
え?!マジか。笑
Y君、イベントとかやったことなくね?汗
いつ頃やるの??
Y君
7月!右も左もわからんので、ばっきー師匠にアドバイス頂けたらw
ばっきー
おぉ、、、笑
もうちょっと別の方のイベントやって、少し先に呼ぼうと思ってた方達ではあるんですよねー。
そして、その時期、前々週がはあちゅうさんイベントで、前週が四角さんのイベントで、かつかつ…汗
Y君
あ、時間ある時でよいから!
ばっきー
あー、なら、まずは、一緒に企画書書いてみましょうか!笑
それで何やりたいか?を整理した方が話は早いと思うので。。。

 

…と、こんな流れから、お手伝いくらいにしておくつもりが、結局、企画から当日の運営までがっつり参加させていただきました。途中で気づいたんですが、企画書とかいろんな段取りをやっておいて「途中で抜けるわ〜」なんて言うのダメだなと。笑

 

 

アイディアに熱狂し、現実に落とし込め。

そして、イベント。

今回は、前半はスライドを使いながら畳み人のお二人からのトーク、後半は先ほど紹介した風呂敷「畳み人」ラジオの公開収録を兼ねた参加者の方とのQ&Aタイムとなりました。

 

その中で、私が特に印象に残った話を、3つピックアップして紹介したいと思います。

 

 

畳み人に必要な三要素

①広げ人のアイデアを面白がり、付加価値をつけること。

「畳み人は、広げ人のアイデアの熱量を絶対に失わせてはいけないので、広げ人のアイディアが突飛なものでもあっても、一旦乗っかることが大事。それに加えて、ただ乗っかって形にするだけではダメで、+αで付加価値をつけれることも超大事。」

 

②メンバーを集め、動かし、育てること。

「広げ人のアイディアを形にするためには、必然的にチームプレイで動くことが多くなる。チームプレイで動くと、尚更リスクを伴うので、信頼できるメンバーを集め、動かし、育てることも畳み人の大事な役目。」

 

③リスクを事前に察知し、トラブルの芽を摘み取ること。

「どんな挑戦でも、リスクは伴う。そんな中で畳み人は、リスクを恐れるのではなく、リスクを察知して、ギリギリのところを確実に押さえることが大事。」

 

個人的には、①と③は結構意識しています…というかセットで考えるべきことだと思っています。アイディアを徹底的に膨らませれる&突っ走らせれる環境を整えつつも、ここだけは抑えとかないといけないとか、この一線だけは越えさせないみたいなものを自分の中で作っておくのは、セットであるから活きるものだなと。そして、そのNGラインを越えそうなときは、バッサリと切るのではなく、新たな提案をして、方向性をコントロールする…とかですね。

 

畳み人になる最大のメリット

「最大のメリットは、様々なイノベーションを起こす複数の広げ人のノウハウを一番近くで吸収できること。畳み人は、広げ人の感情や、裏側などが見れる機会が増えるため、色んな事例を吸収することが可能で、、複数の広げ人の思考を自分の中にインストールしておくと、特に心のあり方の部分など、状況で切り替えできるようになる。」

 

これ、経営者やプロデューサーのような方の畳み人(秘書やアシスタント)をやってた私としては、「それ、めっちゃわかる!!!」と思いまして。笑

ぶち当たってる困難や、人との細かいコミュニケーションとか、オフになったときの何気ない言葉とか、表に出ない部分を日々見ていくと、相手の考え方や使う言葉が自分の中に入ってくるんですよね。これがホントに便利で「このとき、あの人だったら、どう対処するだろうな〜?」みたいなストックがめっちゃある感じになります。

 

畳み人を極めた先にあるもの

「畳み人を極めていくと、ある程度のキャリアを積んだ後に「広げ人」になるチャンスや、ならざるを得ない状況が必ずくる。畳み人と広げ人のポジションを自在にコンバートできることが、1つの会社に留まらない、これからの新しい経済時代における”最強のビジネスパーソン”である。」

 

「1つの会社に留まらない、これからの新しい経済時代」という言葉と出てきていますが、多分、複業だったり、プロジェクトベースな働き方のことだと思うのですが、、組織や解決する課題にあわせて、チームも個人も柔軟に変化できないとダメだと思うんですよね。実績が増えればステップアップして、畳み人から広げ人にもなれるだろうけど、柔軟さ?大事だなーと思いました!

 

 

 

最後に。

畳み人側の話って、地方でやるには”キャッチーさ”がないうか玄人好みな内容になりがちだと思うし、「熊本で人を集めれるのかな…」と、不安要素が大きかったのもあって避けてたんですよね。。。。

 

ただ、今回の「畳み人」という言葉のキャッチさ?が最高じゃないですか?笑

黒子的に捉えがちな役割を、ここまで職人っぽく表現できるって素敵だなと思って、いつものイベントにはお誘いしない方にも結構声かけをしました。畳み人とは?の説明と、風呂敷「畳み人」ラジオの初回放送の音源をつけて。

 

そしたら「私、会社で畳み人かも!この話気になる!」と好反応な方が多くて、これまでと全く違う、会社員の方の割合がかなり多いイベントになりました。ちなみに、その参加してくださった方の感想については、ちょっと、↓こちらのTweetのスクショをご覧ください。笑

 

 

 

 

 

 

 

自分も畳み人だと思ってる身としては、畳み人の人達に「広げ人に光があたりがちですが、私たち畳み人も一緒に頑張りましょう!」的なことを伝えれたような気がして、やって良かったなと思いました。笑

 

そんな感じで、畳み人のお二人、参加してくださった皆様、ありがとうございました!!!

 

椿原ばっきー

熊本を拠点に活動する、フリーのプロモーターです。加速装置として、企業のPR、イベントの企画ディレクション、クラウドファンディングのサポートなどを担当しています。

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