はじめまして、椿原 ばっきーと申します。
私は、いろんな企業や団体と連携しながら、国内のインターネットやクリエイティブの世界で第一線を走る方々を熊本にお呼びしてトークイベントを開催している、所謂「イベンター」ってやつです。
この連載?では、そのイベントが出来るまでの裏側や、ゲストの方から聞いた話で皆さんに知ってもらいたいなー!と思ったことを、私の主観たっぷりに書いていけたらと思います。
今回書くのは、作家・ブロガーとして活躍されているはあちゅうさんの話。
先日、6/24(日)に蔦屋書店 熊本三年坂で、著書のタイトルでもある「自分を仕事にする生き方」をテーマにトークイベントを開催。
「“自分”とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。」と話されるはあちゅうさんが実践する、「自分」を無駄なく有効活用して、楽しく生きていくための方法について、お話していただきました。
はじまりはいつも突然に…。
いつも突然走り出すことになるイベント企画。
ちょっと前に話を戻して、今回のきっかけは、こんな感じでした。
5/19(土)に知り合いのイベンター(以降:U氏)が、はあちゅうさんを鹿児島に呼んでトークライブをやってたんですが、その翌日にはあちゅうさんを連れて鹿児島観光をしてて、実況写真がSNSで送られてきてまして。。。苦笑
THE 単純。いつも、始まりなんてこんなもんです。
(あくまで私の思い込みですが、なんだか挑戦状を叩きつけられてるような気分で、イベンターのプライドが刺激されたんですよね。笑)
で、紆余曲折あって、幻冬舎の箕輪さんという編集者の方のオンラインサロンや、はあちゅうさんのオンラインサロンの方達などと一緒に今回のイベントを開催することに。即、はあちゅうさんの事務所や、今回開催協力をしてくださった蔦屋書店さんへ連絡。
はあちゅうさん、TSUTAYA、その他協力を依頼する方との日程を調整したところ、6/24(日)しか日程が合わなそう…、その時点で日付は5/21(月)…汗
「日程カツカツじゃねぇかーーーー!!」と思いつつ、出来るだけ早めに手配した方がコストを抑えれる交通宿泊を即抑え、前払いが必要な経費を即振込み、並行して各種関係者との調整をし、最低限の情報でなんとか5/23(水)には告知を開始…汗
慣れない”ゆるい繋がり”。
紆余曲折あって、オンラインサロン「#はあちゅうサロン」「箕輪編集室」の方達とやることにしたのですが、最近のインターネットやクリエイティブ界隈でバズワードのようになっている「ゆるい繋がり」「コミュニティ」というものが、私慣れていなくて…。
基本的に「超慣れた少数精鋭で爆速スピード重視」みたいなスタイルなんですよね、いつも。
私は「創る過程」を見せながら発信しながら、人を巻き込みながら創る…って感じではあるのですが、コアはしっかりブレないように作り込みたい。なので、多くの言葉を交わさずとも、これまでの経験とか感覚である程度伝わる人達としか基本的にやってきませんでした。
フルリモートで仕事してる関係もあって「あの感じ」とか、細かいニュアンスやディテールが伝わる相手が本当に仕事しやすいんですよね。
ただ、これは「言語化の怠慢だったんだ…」と、今回のイベントで痛感。。。
お願いするために、徹底して言語化!言語化!!言語化!!!
自分の頭の中を出来る限りをテキストに落とし込み、スプレッドシートで10-15分刻みで1日のタイムテーブルを組みました。(いつも人に任せっきりなので、大変でした。。。
そして、日頃1.000-2,000円のイベントばっかりやってる私からすると、4,000円で50席は大変でしたが、皆さんの協力もあって、イベントの数日前には、販売していた席も祝完売!!!!
嬉しかったというより、安心が大きくて、やっほーーい!なテンションで無事当日。笑
なんのためのインプットか?
今回は、トークイベントの話の中から、私が良いなと思った話を2つピックアップして書いておきたいと思います。
最近はあちゅうさんが一番力を入れられているオンラインサロン「#はあちゅうサロン」について話してたときに出た話題ですね。
①サードプレイスを作る。
サードプレイスは、皆さん、1つ目が職場や学校、2つ目が自宅と行く場所があると思うのですが、それ以外に、3つ目の場所やコミュニティ…という意味。スタバとかも、そういうコンセプトですよね、確か。
オンラインサロンは、お金を払いながら参加する部活ような感じもありますが、数千円のお金を毎月払う分、参加できる人はそれだけのお金に余裕がある人や、それだけお金を払ってでも何か得たい人が集まります。例えば、「こんなことを将来仕事にしたい!」とか思ったとして、地方にいると、そもそも人の絶対数も少ないですし、同じ目標や考えを持った人に出会いにいくのではないかと思います。
黙々と淡々と頑張れる人はそれでもいいと思いますが、「あの人も頑張ってるから、私も頑張ろう。」と切磋琢磨できる人の存在って大きいんじゃないかと。で、インターネットを介してでも、サードプレイスを作りコミュニティに参加することで、そういう人達の中に属し、切磋琢磨できる状況を作るって良いことだなと思います。
②インプットしたものを、アウトプットできる場所を作る。
今、世の中には本当に沢山の情報が流れていると思います。生き方や働き方の話、専門的なスキルの話、いろんな人がいろんな参考になる情報を発信してくれています。
だから、インプットする側もインプットできる方法や情報量はめちゃくちゃあると思います。ただ、これ、ただインプットするだけじゃ、知ってるだけで自分に合ってる方法かわからないし、本当に使わなければいけないときにすぐ使えるものでもないかもしれない…とかあると思うんですよね。
でも、例えば、新しいスキルを知ったとして、日頃の仕事じゃ試しにアウトプットしてみる、使ってみるという状況が出来こともあります。例えば、将来グラフィックデザインを仕事にしたいと思っているけど、今の仕事は事務。そんなとき、独学で勉強したものも人に対して使ってなくて、自分でやってるだけだと、評価されないから改善点もわかりづらいし、実際の仕事では何が足りないか?とかも掴めないし、そこからすぐ仕事にするってのは結構難しいものがあるんじゃないかなと。。。
で、そういうときにオンラインサロンとかで、お金が貰えるわけじゃないけど、サロン関連のバナーを作ってみるとか、Webを作ってみるとか、試しに記事のライティングもやってみるとかで、まずは実績を積んでみるのは良いと思います。
どちらもめちゃくちゃ良いなと思いました。
あ、はあちゅうさんの話、もっと、詳しく知りたい方は、本を買うか、オンラインサロンに入ってみるか、されてください。笑
イベントを終えて。
私、女性ゲストを読んで女性参加者が多いってイベント、ほとんどやったことないんですが、すごい楽しそうにしてる人とか、感動のあまり泣いちゃう人とか見てて、純粋に「やってよかったなー」と思いました。
(楽しそうにしてる人を見るのは楽しい。)
で、はあちゅうさん、めちゃくちゃ優しいお姉さんって感じで、ちょーーー素敵な方でした。
小柄で可愛らしい女性なのですが、いろんな人との会話とか見てて、1人1人への丁寧さ?みたいなの感動しました。自分のことを熱量を込めて話すのと、質問にまっすぐ答えてるのと、みんな誘ってスマホで遊んでるのと、なんだか、とても人を惹きつける人なんだなーと思いました。
はあちゅうさん愛が強い方が沢山集まってらっしゃったので、私は、ゆっくりお話する時間なかったのですが、改めてお話してみたいです。笑
参加していただいた皆さま、ありがとうございましたーーーーー!!!
おまけ。
私はイベントよりも力を入れてるんじゃないかな?ってくらいマジで全力を注ぐ、ゲストのアテンド(食事や熊本観光)。いろいろな都合で、私は同行できなくても、SNSのメッセージを通して、遠隔で時間配分や次の行き先を連絡したりするくらいには全力を出すのですが…、なんか「ホスピタリティーがすごい!!」ってめっちゃ褒められました。笑
私の中では、「せっかくなら短い時間でも熊本を楽しんでもらいたい!」と、いつもやってる当たり前の範囲のことで、比較対象もいなかったのですが、いろんなイベントに登壇されてる方に、ここまで褒められると嬉しい。。。笑
(実は、はあちゅうサロンへの入会も検討中。。。笑)