どうも〜、ばっきーです。
1記事目の「#はあちゅう熊本「自分を仕事にする生き方」」の記事の反響が大きくて焦りましたが・・・。
イベント報告じゃない、もう1つの連載を始めます。
それがこちら「#勝手に他己紹介」。
私は元アイドルオタクなのですが、オタクにもいろいろタイプがあって、私は、自分の好きなものを人に布教したいタイプのオタクで、布教のためのブログ記事を書きに書きまくった結果…、それが「他己紹介」という特技になりまして。笑
これから書くことは、私の超主観ですし、言ってみれば「友達のドヤ顏自慢?」みたいな話で、本人に見せたら謙遜されまくりな気がするので「記事にしますね!」という話は本人に連絡してますが、内容についてはノーチェックで公開してます。
私の中で「イケてる!」と思ってる人を紹介していきたいと思いますので、みなさま何卒、お付き合いください!!笑
Vol.1で紹介するのは、熊本のデザイン事務所「かつあきデザイン」の代表 佐藤かつあきさん。
・・・なのですが、私は、そっちの人としての絡みは皆無で、熊本の寄付するクリエイティブ・エージェンシー「一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO」の代表理事のかつあきさんとしか絡んでないので、そっちの話をさせていただきます。笑
クリエイターとポートフォリオワーク。
ちなみに、かつあきさん、Facebookのタイムラインを見てる感じだと、「かつあきデザイン」のクリエイティブディレクター/アートディレクターとしては、最近こういうものを作ったらしい。
■石井食品さんとmorning after cutting my hairによる、全く新しいライフスタイル・フード『potayu(ぽたーゆ)』
■『2018九州印刷情報産業展』に参加の『ハタノ綜合印刷(熊本)』さんの展示印刷物。
■「竹の、箸だけ。」を作ってる、オンリーワン企業『株式会社ヤマチク(南関町)』さんの会社案内。
で、私が見てる分には、「かつあきデザイン」と「BRIDGE KUMAMOTO」、本業と副業とか、複業みたいな話よりは、「クライアントワーク」と「ポートフォリオワーク」みたいな感覚なのかなー?と勝手に思っていたりします。(あ、あくまで「勝手に」ですよ、本人に聞いてないので。笑
「ポートフォリオワーク」は、クリエイターがクライアントワークの他に行う創作活動のことで、プライベートワーク、サイドプロジェクト、マイプロジェクトなんて言い方もするらしい。
私も、この言葉を知ったのは、ここ1-2年とかの話なんですが、多分、人によって意味の解釈が違う言葉だと思います。
でも、好きなカメラマンさんが、
「ポートフォリオワークは、自分の作品を思うがままに自由につくることじゃなく、自分の好きなことによってお金を稼ぐことを能動的に行なうこと。自分のつくった作品を社会にインストールする作業で、社会に認められて対価が発生して、初めてポートフォリオワークと言える。」
みたいなことを言っていて、なるほどーーーーーー!!!と、めちゃくちゃ感動して、自分のポートフォリオワーク(トークイベント)の位置づけをこれにしました。
BRIDGE KUMAMOTOと言えば!的なプロジェクトは、こちら「BLUE SEED BAG」だと思います。
これとか、まさに⇧で引用したコメントの通りだな!と。
・・・とか言いつつ、実際、かつあきさんはどう思ってるんですかね?笑
ソーシャルグッドとクリエイティブ。
私、SNSとかですぐいろんな人と繋がっていくんですけど、かつあきさんのとも出会いはちょっと独特?でした。
熊本地震から1ヶ月後だったかな、突然Facebookに投稿され拡散されていた、BRIDGE KUMAMOTOのグラフィックと活動方針などのテキスト。
「かっこいい…」と思って、あまりの衝撃に言葉も出なかったですが、コンマ何秒後かに悔しさを感じました。
私はこういうことをやりたいと思ったのに、私が思い描いていた数段上のレイヤーとクオリティで形にした人がいた。「これをやるのは私がよかった」と思いました。本当に悔しかった。
「2016年 ばっきーが選ぶ悔しいと思った仕事ランキング」を作るならば、桁違いでダントツの1位はBRIDGE KUMAMOTOです。
そして次に考えたのは、これ。
・熊本でのソーシャルグッド系の活動はいろいろ見てきたけど、SNSの様子を見てるかぎり、その「いつものメンバー」が中心に動いてるようには見えない。
・これまでのソーシャルグッド系の活動にデザイナーが参加してることはあったけど、それとは明らかに毛色が違う。
・デザイナーの知り合いはいるけれど、ここまで「お金にならないこと」に時間をかける人が思いつかない。
・コピーライティングできる人がいる。
「誰だ??東京からクリエイターの人でもきたか???」と思いながら、誰がやったー?誰だ、誰だー?とSNSを辿ってみたら行き着いたのが、かつあきさん。
しかも、当時のFacebookのプロフィール画像はこれ。
近寄りがたさしかない。。。笑
でも、熊本の人!!!
「それなら、一緒になにかやりたい!!!!!!!BRIDGE KUMAMOTOが成長したら、熊本めっちゃ面白くなるのでは。いや、なるやろ。(確信)」とか思いつつ、すぐには一緒にやりたいネタも思いつかず遠目で見てたら、良いのが流れてきました。
キングコング西野さん作の絵本「えんとつ町のプペル」の出版や個展に関してクラウドファンディングが盛り上がっていて「地方での作品展開催+西野さんのトークショー開催」の権利が30万で売られてるわけですよ。
嫁から「子供に(プペルの作品を)見せたいよね」と言われて権利購入へと動いたわけですが、これはBRIDGE KUMAMOTOの人達とやるぞ!!と勝手に決定。(この時点で、まだ会ったことも話したこともなかったですけど。笑
で、自分で言うのもなんですが、こういうときの私は怖いもの知らずなので、資金調達のクラウドファンディングを立ち上げ、Facebookの投稿に、勝手に「達成したら、この人達と一緒にやる!」と、かつあきさん含め、BRIDGE KUMAMOTOの力を借りたい人達の名前をタグ付け。クラウドファンディングも無事達成(4日で約80万!)し、作品展の開催に向けて、一緒に動くことに。
今考えたら、頭のおかしさしか感じないですが、なんとなく、かつあきさん達BRIDGE KUMAMOTOを巻き込めたら「この勝負、勝てる。」と思ったし、BRIDGE KUMAMOTOとじゃないとやる意味ないと思ったんですよね。笑
そして開催した「えんとつ町のプペル」光る絵本展、超盛り上がりまし他。(2-3週間で1万5千人来場)
まーじーで大変だったので、もうやりたくはないですけど。苦笑
目線と遊び。
出会ってから2年弱くらい?、主にイベントを一緒にやってますが、かつあきさんの良いな〜と思うところ、特に尊敬してるとこが2つあります。
まず、1つ目の「私とかにも目線を合わせてくれるところ。」
これ、マジですごいなと思ってて、私、11歳年下なんですけど、かつあきさんとかBRIDGE KUMAMOTOとかに、ちょー偉そうにワーワー改善案とか言うんですけど、めっちゃ聞いてくれるんですよ。多分、イラっとしてるとは思うんですけど、なんやかんや聞いてくれて、いろいろ取り入れようとしてくれる。私、イベント企画とか始めて10年目とかなんですけど、さすがに自分の型?みたいなものも出来てきた中で「私のやり方はこれだから」って押し通しちゃう部分あるわけですよ。そして、それに対して何か言われると論破したくなってしまう…。
これよくないんですよ、良くないんですけどね、まだあまりコントロールできなくて。でも、それをかつあきさんはコントロールしてる感じあって、マジですごいなと。
そして、もう1つが「遊べるところ。」
めっちゃざっくりしてますが、広い意味で言うてるので、これで。私、苦手なんですよね〜、遊ぶの下手なんですよね〜、多分永遠の悩み。
BRIDGE KUMAMOTOって、熊本地震がきっかけで生まれたクリエイティブ・エージェンシーで、所謂「ソーシャルグッド×クリエイティブ」みたいな話だと思うんですけど、これって真面目に硬くなりすぎると、イケてないし広がりが出来なくなるんですよね、多分。
バランス感覚がすごい難しいと思うんですけど、この加減って1~2%とかで「神は細部に宿る」的な絶妙なやつがないとできないやつだと思って。ちょっと遊びを入れるというか、小ネタを効かせるというか、そういうのができないと大変なものなんだろうなーと思って。
かつあきさんが作るものって、遊びがある感じがして凄い好きだなと。受け入れやすさがあるというか。デザインのやりとりをしてると、うまいなーすごいなー、もっと一緒に何かやって、どんな引き出しがあるのか見せてもらいたいなーと純粋にワクワクするんですよね。
これがセンスってやつなんですかね。自分が苦手だからこそ、本当すごいと思う。
まとめ。
かつあきさんと出会って、まだ2年ないくらい?
あえてBRIDGE KUMAMOTOの中に入りたいって話はせずに今まできました。BRIDGE KUMAMOTOみたいな、フットワーク軽く、幅広く動けるクリエイティブチームがいる地域って文化度上がりはするのですが、私の場合、外の人でいた方がいろいろ都合が良いなと思ってですね、そっちの方が良い距離感で関われるなと思って。笑
で、私は結構な信頼を置いていて(歳上にこの言い方は失礼だろうか。。。)、なにをされても基本的に応援で、私の力で出来ることがあるならば全力でやれるなー!と思ってる人の一人です。で、例えば、「もう今日でBRIDGE KUMAMOTOは解散!」みたいなことを急に言いだしても、そもそも部外者だから関係ないっちゃ関係ないんですけど、それはそれで「おーいいじゃないですか!次、なにするんすか!」とか応援とか援護射撃とかするだろうなーと思っています。
そんな感じで、#勝手に他己紹介 のVol.1は、佐藤かつあきさんでした。
ではでは、この辺で。